肉を食べない暮らし


 この3月から、本格的に肉を食べない食生活に入った。きっかけは…と考え始めるとけっこう古くにまで遡る。20年ほど前に読んだ漫画がそのきっかけだったりする。

 モーニングだったかアフタヌーンだったかで連載されていた、医療と食と農業をテーマに、現代日本人の食生活へ疑問をぶつけるものだった。肉の多食がスタミナを失わせること、薬を頼った医療への疑問、有機農法、野菜をしっかり食べることで薬も飲まずに肝臓病を好転させる話など、それまで深く考えたことのなかった話題がいっぱいの漫画だったのだ。それが最初のきっかけ。

 直接のきっかけは、一年半ほど前に某所で紹介されていたサイト、「生活習慣病を予防する食生活」。牛乳は体に悪い、哺乳類である牛や豚を食べるのは共食いをしているも同然だ、穀物をしっかり摂る、などなど、うすうす感じていたことがズバズバ書いてある(いちおう言っておく。この人はべつに宗教的規律や倫理観からこういうことを言っているわけではない。もちろんそこらのシロート健康オタクでもない。プロの人であるよ)。それから一年。半年ほど前に菜食関係のサイトをいくつかみつけ、これはひょっとして自分にもできるのではないかと思い始め、まずは自宅での食事から動物性食品を排してみた。昼食は相変わらず、会社で頼んでいる仕出し弁当。肉、魚、野菜が日替わりで「バランス良く」供される。だんだんと負担になってきた。まずは肉を残すようになる。色々と調べてみると、昼食も控えめにしたほうが午後の仕事のためであることがわかる。御飯も半分がた残すようになる。これはもったいない。食べ物がもったいないのは勿論、一食350円(だったかな?)の弁当代を出すのももったいない。ということで、おむすびを自分で作って持っていくことにした。これなら肉も魚も卵も選り分ける必要がなくなるし、安上がりだし、自分の健康管理を自分でできるし、ね。一年と少しの準備期間を経てようやく肉抜きの生活ができるようになった。

 現在のところ、牛豚はもちろん、鶏や魚、牛乳、卵、これら動物性食品を食べないようにしている。とはいえ完全にはできていない。缶コーヒーやチョコレート、時折食べてみる菓子パンなどには牛乳や卵が入っている。あるいはたまに無性に食べたくなるカップ麺。ダシはカツオだったりポークエキスとか入っていたりするし、具にはもちろん肉が入っていたりする。チャーシューメンの類いのものは避けるようにしているので、肉といってもほんのカケラ程度。こういうのは敢えて避けてはいない。だから厳密には「ベジタリアン」とは呼べないのかもしれない。普段は一応、動物性のものは摂らずに済むように自炊しているのだけれどね。ま、メインのgooブログのプロフィール欄に書いてあるように「肉食抑制主義者」とでも名乗っておけばよいか。あるいは「セミ・ベジタリアン」とかね。

 ところで困ったことがひとつあるんだが。スーパーマーケットの肉売り場を通る時に、「肩ロースブロック」みたいな塊の肉を目にすると妙に生々しくてちょっとオエッと感じてしまうようになってしまったのだ。実際の吐き気には至らないんだけど。ソーセージとかハムとか、しゃぶしゃぶ用の薄切り肉みたいな「加工された完成品」ならどうということはないんだけど。元を想像させるようなのは最近ちょっとだめだ。そうそうこないだ、俺がよく行くスーパーマーケットでそういう塊ではなくって切り落とし?だったかの肉が青いポリ袋にどっさり入って安売りされていたんだけど、袋の色のせいか、中の肉の色が毒々しく真っ赤っかに見えてさ、このときはほんとにウゲゲッとなりそうだっただよ。いやこれは、俺が肉を食わなくなったからそう感じたんではなくって、普通に肉食べる人(っていう書き方もナンだけど)から見てもウゲゲゲッていう色だったと思うよ。いやあびっくりした。

 んぢゃまたね

 

<次回は「し」または「らし」で始まるタイトルですよ>
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by edoya-ex | 2006-05-02 11:25 | シリトリヨタバナシ
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