ズッキーニ

 「チャンボッタ」というイタリア料理をたまに作る。といっても、今の住処ではちょっとやりにくいので盆休みに実家に帰った時などにだ。

 この料理を覚えた本にある通りに作るならば、材料の一つとしてズッキーニが要るのだが、俺はそれをキュウリで代用する。その方がひと手間減らせて味があっさりし、何より入手しやすいから。後に作り方を簡単に書くけれど、ズッキーニを使う場合は最後の炒めに入れる前に一度、素揚げして油切りをしておく必要がある。それをしないとちょっとエグみが残ってしまうのだ。キュウリならばただどばっと鍋に放り込むだけでいい。そんなわけでキュウリを使う。だからそれはひょっとしたら正式には「チャンボッタ」とは呼べないのかもしれないけれど、しかし、キュウリでも美味いんだからいいのだ。

材料:(それぞれの分量は、手持ちの鍋の大きさから考えて決めて下さい)
玉葱、茄子、胡瓜、トマト、パプリカ(赤と黄色各1個づつ)、大蒜
塩、タイム(粉末より葉っぱのものが良い)、オリーブ油

手順:
・茄子を5mm位の賽の目に切り、ボウルに入れて塩をふって軽くひと混ぜし、しばらくそのまま置いておく。水抜きをするのである。
・パプリカを二つともオーブントースターに入れ、焼く。20〜25分位。
・トマトの皮をむき、水平に二つに切りスプーンで種をすべて取り出し、賽の目に切る。胡瓜と玉葱も同様に賽の目に切る。
・茄子をの水気を絞り、ザルにあげておく。
・パプリカが焼き上がったら、こげた表皮を剥く。で、ここが大事なところ、焼けたパプリカの中には甘い果汁(?)が溜まっているので、それをこぼさないようにボウルとザルなんかを使ってね、切り開いて種を取って、やはり賽の目に切る。ちゃんとボウルにパプリカ果汁、捨てずに残しておく。ここまでで下ごしらえ終わり。後は仕上げに入る。
・蓋(ふた)のできる鍋(しっかり蓋ができるのならフライパンでも可)にオリーブ油を大匙2〜3杯ぐらい、そこへ、二つ割りにして中の芽を取り除いた大蒜を2片ほど入れ、それから火をつける。
・いい香りがしてきたら玉葱を入れ、しばらく炒める。大蒜は取り出しても良いし、そのまま入れっぱなしでも、どちらでも良い。
・玉葱に火が通ってきたら、茄子と胡瓜を入れ、さらにしばらく炒め、こんなもんかな〜と思ったところでパプリカを例のボウルに残った甘い果汁と一緒に入れて、ささっと炒め、トマトをざばっと入れ、タイムを大匙にして3分の2位?入れ、さっくりとひと混ぜし、蓋をして火を止めてそのまま15分ぐらい蒸らしてできあがり。

 下ごしらえがちょっと面倒ではあるけれど簡単でしょ?この料理の偉いところは、調味料らしい物をほとんど使っていないところ。茄子の水抜きに塩を使うけれどそれは洗い流してしまうからね。それぞれの野菜たちの味だけで勝負、なのですよ。作ってみるとその絶妙な味に驚くと思う。上に書いた通りに作れば、よほど間違えない限り美味しいチャンボッタができますよ。ご飯にもパンにも良し、スパゲッティのソース代わりにも良し、できたての熱いうちも、冷めてからでも、とにかく美味い。

 おためしあれ。
<次回は「に」または「いに」で始まるタイトルですよ>

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by edoya-ex | 2005-12-20 00:04 | シリトリヨタバナシ
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